とももの備忘録

疲れたときはクサクサしています。

予防接種に対して子どもは真剣に向き合っています

先日娘の2種混合ワクチンの予防接種に行ってきました。


予防接種はこれで最後。長かった💧


娘は11歳で、前回の予防接種あたりから『注射は、ヤダな、、、』と言いはじめたので(それまでは幼くてよくわかってないうちに終了してました)、それまでは『いついつ予防接種にいくよー』と予告していたのを、今回は病院に行く直前に『体温測って』と体温計を渡して『予防接種行くよ』と告白。そのまま病院に連れて行きました。


思いのほか混んでいて、一時間くらい待たされた頃に呼ばれました。


その間娘はかなりの緊張。


腕を看護師さんにまくられるあたりからものすごい形相で耐える娘。見たことない表情だったので何か嫌な予感がしました。


予防接種はあっという間に終了。
ホッとする娘と私。


30分くらい様子を見てくださいと、隣の部屋の長椅子に二人でボケーと座っていました。


娘を見るとまだ強張っている顔。
『どうしたの、もう終わったよ?』と聞くと『刺したところが痛い』と娘。

刺したところが痛い?そんな注射体験私にはないな、、、刺した瞬間は痛いけど終わったら顔を強張らせるほどの痛みは経験ない、、、なんて思いを馳せていたら


『気持ちが悪い』と長椅子に倒れこむ娘。とっさに『すみません!!娘が気持ち悪いって言ってます!!』と隣の医師に聞こえるよう叫びました。


飛んできた医師が娘を長椅子に横にさせ、血圧を測ります。
咳が出てないか、痒いところはないか、体に蕁麻疹が出てないかをチェックして、アナフィラキシーショックではないと判断。
今回のは注射をしたことによる血管迷走神経反射によるものだろうとのことでした。これは注射が苦手な人が針を刺したことによってかなりのストレスを受けてなる反射だと説明を受けました。


横になってしばらく血圧をこまめに測ってくれて、落ち着いたところで帰宅しました。


本当に怖かったです。


このまま緊急搬送なんてされたらどうしよう、こんな時にスマホ家に置いてきてる夫にどうやって連絡しよう、などなど、万が一のことを考えて恐怖でした。


私がいけなかった、怖いから直前に教えて、心の準備をさせる間も無く怖いと思っている注射をさせてしまったから。以前までは怖くても前々から予告してあったからなんとか心の準備をして臨んでいたんだ、そこに思いが至らなかった。


娘には怖がらせないように『注射が苦手な人がこういう状況になることはそんなに珍しいことじゃないから安心してね』と長椅子で横になって休んでいる時に話しました。


良かれと思ってしたことが予期せぬ事態を招くこともあるのだと身をもって知りました。何かに活かせるかな、、、