かなり偏った感想です
この世界の片隅で
娘が学校で読了した、というので、そういえば話題なってたな、と、思って借りてきてもらい私も読みました。
小説にもなってたんですね。映画、漫画と媒体は幅広。いづれもほぼ高評価。
さて、そこでの私の評価ですが。
星１つでした。(΄◉◞౪◟◉｀)
以下ネタバレも含まれるので、ご注意ください。
注: 私はこの小説しか読んでません、映画、漫画は読んでません。
とにかく、オチがない。
ただただ、本当に日常を淡々と書いてあります。
あえてなんでしょうが、そこがなんだか。
だから、何？みたいな。なに痴話喧嘩みせられてるの？とか。
そもそも主人公が、あざとい、というか、天然で、イライラします。
話は横ですが、表紙の主人公、私の嫌いな女のタイプです。（思いっきり私感です）
文章もすべて肝心なところがぼかしてあって、曖昧。行間読めと言わんばかり。
原爆投下の日や、その後の広島の様子も、ふんわり書いてあったし。
凄惨さを書けとは言わないけど、もう少し何が起きたのか、わかりやすく書いて欲しかった。
一番声を大にして言いたいのは、これは小学生が読んでいいものなのか？？ということ。
裏表紙には『小学校上級、中学』と書いてあった。
でも、歓楽街の遊女とか、その遊女と関係があったらしい主人公の旦那とか。その遊女と仲良くなった主人公とか。三角関係？？複雑すぎ。
哲とすずの夜のことも、事が及びそうになったりして、小学生が読むには刺激が強すぎやしないか、と親としては気になりました。
でも読書はいいですね
娘は『モモ』を一学期初めから読んで夏休みに読み終わりました。
私も読むね、と言っておきながらずっと放置してあるので、仕事が始まる前までに読了したいと思います。
