私は給食費の管理全般が仕事です。
近々生活保護世帯の転出が決まりました。
給食費の返金が発生したので準備をしていて気づいたのですが。
端的に言うと、就学援助を受けている家庭は、生活保護の世帯より収入が低いことがある、ことに今更ながらに気付いたのです。
これは由々しき問題だとと思います。
働いても収入がある程度低い→就学援助受けることができる
身心的に就労困難→生活保護を受けることができる
QOL的には前者の方がいいのかもですが、お金の話になると後者は子どもがいればその分上乗せされるので、働くより収入が入ることがあります。
実際私が勤務している学校は、生活保護世帯同士の子どもが、まれに休み、まれに早退して、家族ぐるみでTDLに遊びに行っている事例があります。
受け取ったお金は世帯がどう使おうが文句は言われないでしょうが、時々思うんです。電話でとあるお母様から『引き落としができなかった給食費、給与が入ったいついつに、仕事が終わってから私が持っていきます』と連絡をくださると、世の中平等じゃないなぁ、、、と。
ちなみに、就学援助は毎年更新なので、煩雑な手続きを年度末に毎回するのも、大変だなぁと。感じています。
制度そのものについて、なんだかなぁ、と思っていて、その世帯の方々になんだかなぁ、と言うことではないことを付け加えてさせていただきます。
長雨が続いて私も犬もどんよりしています。
